泳ぎ方
ダイビングの泳ぎ方は、バタ足タイプ、あおり足タイプの2つのフィンキック方法があります。フィンキックは、体のバランスをとるとともにタンクの空気の節約にもなるので、泳ぎ方に必要なスキルを身につけてストレスの無いダイビングをしましょう。
泳ぎ方の手順
1.バタ足タイプ
バタ足タイプは、お尻からフィンの先までを一つの棒になるようなイメージでキック開始します。キックをした際にフィンに水の抵抗が感じられるようになったら、今度は、キックをする際に膝から先の関節をうまく使って水を押し出すようにしましょう。
Check point!
イメージができていないと実践はできません。ダ イビング前に、足の動かし方を練習してみましょう。初心者の方はまずこのフィンキックをマスターしましょう。
2.あおり足タイプ
あおり足タイプは、バタ足タイプにひねりを加えた中級者向けフィンキック。膝を軸にして交互にフィンを外側に動かし水を押し出します。
Check point!
イメージができていないと実践はできません。ダイビングする前に、足の動かし方を練習してみましょう。よりバランスをとることができ、且つ中性浮力が安定します。
3.泳ぐ姿勢
泳ぎ方は、うつぶせになり顔だけ前に出す流線型のかたちを取ります。水の抵抗を受けにくくスムーズに泳ぐ事ができます。
Check point!
流線型をとっているつもりでも実際にきれいな体勢になっているとは限りません。いつもより頭を少し下げる意識をするとしっかりした流線型になります。
■ 一言アドバイス
シミラン諸島でのダイビングは、ドリフトダイビングが多く流れに 逆らって泳ぐ事もまれにあります。流れがある場合でも焦らず周りを確認してみると、ダイバーの吐いた泡や魚の泳いでいる方向など流れがどちらから来ているか判断する事ができます。流れに逆らって泳ぐ場合、流れを横切るように泳ぐと疲れにくく、また空気の節約になります。